宅建で就職、未経験者でもOK?

実務経験者優遇の傾向はあるが、有資格者はそれなりに評価される

いざ宅建士資格を取得して就職活動をしようという段階になって、「実務未経験」というスペックがどうも大きな不安要素として感じられることもあるでしょう。
資格を取得するまではとにかくそこが目標ですから、先のことなどさほど考えもしないかもしれません。

ですが、実際に試験に合格してみても、未経験者が即実務家デビューなどなかなか難しい話です。
宅建士に限らずどんな資格でも、就職や独立をするにあたり、実務未経験では厳しいもの。
試験で問われる内容と実務の実際とでは、実に大きな差があるのです。

 

基本的に、現場は経験者優遇。ただし例外もあり

実際に宅建士の求人をみても、多いのが「業界経験者」です。
それもそのはず、宅建業者であれば常に一定数の宅建士を事務所に配置しなければならないことになっており、宅建士の求人の大半がこうした法的要件を充たすための欠員募集です。
「新人を迎えて一から教育」というよりは、「前任者の担当業務をスムーズに引き継いでほしい」といったニーズの方が高いと言えます。

しかしながら、大手の中には、前職でのやり方を持ち込まない実務未経験者を求める募集を出すところもあるようです。
この場合、宅建士として就職する上で「未経験」というスペックはむしろアピール要素となるでしょう。
自身の通勤許容エリアにこのような募集を見つけたらかなりラッキーですね。

 

不動産業界以外での経験も、アピールによっては十分武器になる

初めて不動産業界に足を踏み入れる場合、どうしても未経験者であることがネックになり、選考段階で十分に自分の良さを伝えられない残念な応募者は後を絶ちません。
これから新たに宅建資格を取得し就職したい皆さんは、ぜひ“未経験者なりのアピール”を心がけて下さい。

“未経験者なりのアピール”とは、知ったかぶりをすることではありません。
むしろ、不動産業界以外の経験に目を向け、活かせる要素がないかを積極的に検討することが重要です。

例えば、前職が営業である場合、これまでに培ってきたスキルやノウハウは不動産営業の場でも活きるでしょう。
長年事務職としてコツコツ頑張ってきた方であれば、不動産営業をバックアップする事務方として活躍する道があります。
人前で堂々とハキハキ話すことができる、知らないことに対しても粘り強く勉強を続けることができる等も、立派なスキルです。

細かく考えていけば、どんな方にもひとつはアピール要素があるのではないでしょうか?
宅建士として就職する際、未経験であっても前向きにいきましょう。
ビクビク、オドオドでは間違っても採用されません!


初学者でも宅建士に合格できる方法